私たちが
AGAという言葉を耳にするようになったのはここ数年のことです。これはAGA治療薬であるプロペシアが2005年に厚生労働省に認可されたことがきっかけです。これをきっかけにテレビCMなどでAGA、男性型脱毛の名称と特徴が広く知られていくようになりました。
とはいえ2005年まで男性型脱毛が無かったのかというと決してそうではありません。男性の薄毛の原因はどうやら男性ホルモンに関係している場合が多いということは、紀元前400年ごろに分かっていたらしいのです。
その当時著名な医師として知られていたギリシア人ヒポクラテスは、宦官(去勢された男性)に薄毛が存在しないことから、男性ホルモンとの関連を見出していたという記録がみつかっているのです。当然そのころには薄毛の男性が存在していたことになります。男性と薄毛の悩みにはそれだけ長い歴史があり、その悩みが解決されるようになった日からの歴史はまだまだ浅いということが分かります。